Outbound Port 25 Blocking（OP25B）実施のお知らせ

2007年11月28日

Outbound Port 25 Blocking (OP25B)実施のお知らせ

近年、高速回線での接続が拡大するとともにウイルス付きメールや迷惑メールが大量に送信され社会問題となっています。
お客様ご自身でも気づかないうちにパソコンがウイルスに感染し大量のメールを送信するといった事態も発生しています。

弊社では迷惑メールやウイルス付きメールなどの拡大を防ぐ目的として2008年3月31日より、「Outbound Port25 Blocking」を実施いたします。

Outbound Port 25 Blocking (OP25B)とは

影響サービスと設定方法

FAQ

Outbound Port 25 Blocking (OP25B)とは

メールの送信には通常「Port25」という経路が使われますが、この「Port25」を利用できなくし、ウイルス感染したパソコンやメール送信業者が無意識あるいは故意に行うメールの大量送信を防止する対策です。

お客様→弊社送信サーバー→受信サーバー→送信先

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影響サービスと設定方法

以下サービスにおいて提供しているインターネット接続をご利用のお客様においては、Outbound Port 25 Blocking実施により設定変更が必要な場合がございます。
※ご利用いただくメールサーバー(メールアドレス)により対応が異なりますので、お客様のご利用環境に合わせて以下をご確認ください。

interQ MEMBERS	interQ MEMBERSでインターネット接続されている全てのお客様が対象となります。
BBplus	BBplusでインターネット接続されている全てのお客様が対象となります。
ZERO	ZEROでインターネット接続されている全てのお客様が対象となります。
BEKKOAME//INTERNET	フレッツプラン、0570-00-5300アクセスポイントをご利用のお客様が対象となります。
3WEB	フレッツプラン、0570-00-5300アクセスポイントをご利用のお客様が対象となります。
GMOとくとくBB	GMOとくとくBBでインターネット接続されている全てのお客様が対象となります。
interQ OFFICE	interQ OFFICEが提供する接続オプションをご利用のお客様が対象となります。
e-革命	e-革命が提供する接続オプションをご利用されているお客様が対象となります。
BROAD SERVER	BROAD SERVERのスタート/イージー/レギュラー/スタンダード/スーパープランで接続オプションをご利用のお客様が対象となります。
かんたんサーバー	フレッツ接続オプションをご利用されているお客様が対象となります。

ご利用のメールソフトにおいて、以下の設定変更をお願いいたします。

例）Outlook Express 6

・メニューの「ツール」から「アカウント」を選択します。該当のアカウントを選択して「プロパティ」をクリックします。
・「サーバー」タブを開き、「このサーバーは認証が必要」にチェックを入れます。

（作成したアカウント）のプロパティ　サーバー

・「詳細設定」タブを開き、「サーバーのポート番号」の「送信メール（SMTP）（O）」を「587」に変更します。

（作成したアカウント）のプロパティ　詳細設定

【その他のメールソフトについてはこちら】

■OutlookExpress4/5/5.5/6(Windows版)の場合

(1)「ツール」→「アカウント」→「メール」タブを選択
(2) 該当のアカウントを選択→「プロパティ」ボタンをクリック
(3)「詳細設定」タブをクリック
(4)「送信メール(SMTP)(O)」：587へ変更
(5)「サーバー」タブをクリック
(6)「送信メールサーバー」の「このサーバーは認証が必要」にチェック

■Windows Mail(WindowsVista)の場合

(1)「ツール」→「アカウント」を選択
(2) 該当のアカウントを選択→「プロパティ」ボタンをクリック
(3)「詳細設定」タブをクリック
(4)「送信メール(SMTP)(O)」：587へ変更
(5)「サーバー」タブをクリック
(6)「送信メールサーバー」の「このサーバーは認証が必要」にチェック

■Outlook 2000の場合

(1)「ツール」→「アカウント」→「メール」タブ
(2) 該当のアカウントを選択→プロパティ
(3)「詳細設定」タブをクリック
(4)「送信メール(SMTP)(O)」：587へ変更する
(5)「サーバー」タブをクリック
(6)「送信メールサーバー」の「このサーバーは認証が必要」にチェック

■Outlook 2002/2003の場合

(1)「ツール」→｢電子メールアカウント｣
(2) 既存の電子メールアカウントの表示と変更を選択し｢次へ｣
(3) 該当のメールアカウントを選択し、｢変更｣
(4) ｢詳細設定｣→｢詳細設定｣タブをクリック
(5)「送信メール(SMTP)(O)」：587へ変更する
(6)「送信サーバー」タブをクリック
(7)「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」にチェック

■Outlook 2007の場合

(1)「ツール」→｢アカウント設定｣
(2) 該当のメールアカウントを選択し、｢変更｣
(3) 詳細設定をクリック
(4) 「詳細設定」タブの「送信メール(SMTP)(O)」：587へ変更する
(5)「送信サーバー」タブ：送信サーバーは認証が必要にチェックを入れ、受信メールサーバーと同じ設定を使用するを選択

■Becky!Internet Mail ver.2 の場合

(1)「ツール」→｢メールボックスの設定｣
(2) 詳細のタブを選択して以下のように各種設定をし「OK」

　　サーバーのポート番号（SMTP）：587
　　SMTP認証：全てにチェックを入れます
　　※ユーザーIDとパスワードは空欄

　　ESMTPを仕様：チェックを入れます

■Mozilla Thunderbird 2.0の場合

(1)「ツール」→｢アカウント設定｣
(2) 左側のメニュー内の送信（SMTP）サーバを選択し、「編集」をクリック
(3) 以下のように各項目を設定し、「OK」をクリックして設定を終了します

　　説明：任意
　　サーバ名：送信サーバー名
　　ポート番号：587
　　ユーザー名とパスワードを使用する：チェックを入れる
　　保護された接続を使用する：「いいえ」を選択

■Netscape 7.1の場合

(1)「編集」→「Mail&Newsgroupsアカウントの設定」を選択
(2) 左側のメニュー内の送信サーバ（SMTP）を選択、下記情報を入力し
「OK」をクリック
　　サーバ名：送信サーバー
　　ポート：587
　　名前とパスワードを入力する：チェックする
　　ユーザ名：POPアカウント
　　保護つきの接続（SSL）を使用：しないを選択

■Mac OS X Mail の場合

(1)「Mail」→「環境設定」
(2) 該当アカウントを選択
(3) 送信用メールサーバー(SMTP)の「サーバー設定」をクリック

　「サーバのポート」：587へ変更
　認証　　　　　　：「パスワード」を選択
　ユーザー名　　　：POPアカウント
　パスワード　　　：メールパスワード

■OutlookExpress 5.0.6(Macintosh版)の場合

(1)「ツール」から「アカウント」を選択
(2) 該当のアカウントを選択し、上側のメニューの「編集」をクリック
(3) メールの送信の「ここをクリックして詳細な送信オプションを指定」をクリック
(4)「次のSMTPポートを使用する：」項目に「チェック」をいれ、横の記入欄に「587」を入力
(5)「SMTPサーバで認証を必要とする」項目に「チェック」をいれ、「メールサーバと同じ設定を使用する」項目のラジオボタンをクリック
(6) 画面左上部の□ボタンをクリックし､画面を閉じます

※OutlookExpress 5.0.2 は送信認証に不具合が確認されており、上記設定でも送信できない場合がございます。
　その場合はお手数ですが OutlookExpress5.0.6 以上にバージョンアップを行っていただきますようお願い申し上げます。

インターネット接続を弊社サービスで行い、メールサーバー（メールアドレス）が他社様（他プロバイダー、独自ドメインなど）をご利用の場合、ご利用のメールサーバー提供会社様にて、サブミッションポート（SubmittionPort）の利用可否をご確認いただき、「Port25」以外でのメール送信方法をご確認くださいますようお願い申しあげます。

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FAQ

Outbound Port25 Blocking(OP25B)とは？

メールの送信には通常「Port25」という経路が使われますが、プロバイダーの提供するメールサーバー以外への「Port25」の利用を制限し、ウイルス感染したパソコンやメール送信業者が無意識あるいは故意に行う大量メール送信を防止する対策です。

なぜOutbound Port25 Blocking(OP25B)を実施するの？

ウィルス感染メールやフィッシングメールなどが大量送信されるようになり深刻な社会問題となっています。
このためお客様がインターネットをご利用いただくにあたっての安全性の向上を目的に、「Port25」からのメール送信を遮断して、他プロバイダーとの協調を図りながらインターネットでのセキュリティを高めるOutbound Port25 Blocking(OP25B)を実施いたします。

Outbound Port25 Blocking(OP25B)を実施すると迷惑メールは減るの？

Outbound Port25 Blocking(OP25B)は、お客様が受信される迷惑メールに対する対策ではありません。したがいまして、お客様が受信される迷惑メールを減らす目的とは異なります。このOutbound Port25 Blocking(OP25B)を実施することによって、悪意のある利用者から送信される大量の迷惑メールを削減して、インターネットをご利用いただくにあたっての安全性の向上を図ります。

自分がOutbound Port25 Blocking(OP25B)の影響を受けるかわからないのですが？

詳細はご利用されている各サービスのホームページでご案内しておりますのでご確認ください。

フリーメールや他社プロバイダーが提供するウェブメールを利用しているが影響を受けるの？

ウェブメール(フリーメール、ポータルサイトおよび他社プロバイダー)をご利用のお客様は、Outbound Port25 Blocking(OP25B)の規制対象外となります。従来どおりメールを送信することができます。ただしメールソフトにおいて、送信用サーバーを指定して利用されている場合には影響を受けることがあります。

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