事前に確認することはありますか?
数多くの確認項目があります。
海外でのコンピューター通信では、さまざまな問題にぶつかります。
電話のモジュラージャックのタイプ、電源プラグの形状、電圧など基本的な項目は訪問前に調べておく必要があります。
また接続環境によっては、接続用のトラベルキットなどを用意する必要もあります。
出掛ける前に確認をしておいた方が良いでしょう。
(※基本的に海外からのサポートには対応できませんので、事前に下記の確認を行っていただくことをお薦め致します)
- 電源プラグ
海外で使用されるコンセントの形状はさまざまです。
お使いの機器が対応していない場合は変換プラグを用意して下さい。
- 電話モジュラープラグ
電話のモジュラーの形状は各国で異なります。事前に確認する必要があります。
- 電話機
- データポート付き電話機: ビジネスマンがよく利用する国内外のホテルでは、
「データポート」と呼ばれるモデムからのモジューラーケーブルを挿入できる
通信ポートを標準装備した電話機を採用しているところが増えています。
このポートが装備されたホテルでしたら、ケーブルを差し込むだけで通常は利用できます。
- モジュラージャック式: データポートのサポートがされていない電話機の場合では、
デジタルPBX(構内交換機)を採用している場合があります。
デジタルPBX対応の一部の機種では電話回線を通して室内の電話機ケーブルに
パソコン側のモデムに障害を与えるほどの高電流を流すものがあります。
そのため事前にホテルの回線がモデムで使用可能か確認するか、
目的の電話機に高電流が流れていないか確認する必要があります。
通常はモデムセーバーと呼ばれる機器で安全か確認致します。
モデムセーバーのテストで、室内の電話機に高電流が流れている場合は、直接接続できません。
「インラインカプラー」を使用して接続する必要があります。
- 直結式: 壁から電話線が直接出ている直結式では、
電話機側、壁の内側にモジュラージャックがある場合もあります。
(但し、開封する行為は器物破損として罰せられるケースがありますのでご注意下さい)
開封できない場合は、「インラインカプラー」を使用して接続する必要があります。
仮に開封が認められる環境で、アナログ2線の場合は「ミノムシクリップ」を使用して接続することもできます。
- 電話回線
- トーンかパルスか?: ホテルの電話機が「パルスダイアル契約」か
「タッチトーン契約」かを調べるには、実際にダイヤルしてみて
「ピポパポ」と聞こえれば「タッチトーン契約」、「ジーコジーコ」と聞こえれば
「パルスダイアル契約」です。
ダイヤルのプロパティーで設定して下さい。(現在、ヨーロッパではパルスが多い)
- 外線発信番号: 外部に電話する際に外線発信番号をダイヤルする必要がある場合、
電話番号の欄の頭に番号を追加しますが、スイッチボードによっては外線発信番号を
ダイヤルしたあと実際に外線に切り替わるまでに時間がかかる場合がございます。
その場合は外線発信番号の後にカンマ(、)を入力し、
実際の電話番号が発信されるまで時間を確保する方法もあります。
- その他の注意
地域によっては接続が不安定なところもありますが、
多くの地域で同一料金区域内の複数のアクセスポイントを用意しております。
また、ホテルによってはご滞在のお部屋から直接外線発信できない場合があります。
その際にはその旨をフロントなどでお尋ねください。
弊社では海外での接続・ローミング設定・iPass Connect等に関するお問い合わせには
お答えしかねますのであらかじめご了承ください。
[海外ローミングサービスの詳細はこちら]
https://members.interq.or.jp/option/roaming01.html
|